第63話 サラリーマンに先輩後輩は必要か?
春なんで、うちの会社にもたくさんの人たちが入社してきた。
ちょっと後輩ができたときって、ちょっと態度が変わったりして。サラリーマンってだいぶ大人なのに、なんだか部活やってるみたいやなと思う。
新参者って感じでね。
本当は、職能に応じて働いてるわけだから、先輩も後輩もあんまりないと思うんだけどね。上司と部下でいいんじゃないかな。でもなんだか、こっちもちょっと偉そうにしてしまったりして。
で、ちょっと偉そうにしてしまう自分が恥ずかしくて、奇妙に敬語を使ってみたりして。
でも、彼(もしくは彼女)の上司にあたる人と親しげに話してみたりして、こっちが上やで感を演出したりして。私もいやらしいパイセンなんやでしかし。
時々知らない人が私に油断してくるのが一番面倒。
私は会社のことがそんなに好きってわけではないけど、長年いる会社のことを、初対面の相手に、油断してディスられるのは気持ちいいもんじゃない。
で、注意したりしてね。
っと、サラリーマンの先輩後輩って、見えない有刺鉄線のようにプライドが張り巡らされてる難儀な世界であり、未熟な私はなかなかそこから解脱できないんである。
で、この会議のあとでちょっと焦ることがありました。
おいおい先輩にうつすな!大丈夫でしたけど。
ところで。。
さっき小三息子が高らかに私に言ってきました。僕は誕生日にゲームが欲しいと。
私はもうあんまりゲームしてほしくないんで、渋い顔をしたところ、
「僕の誕生日は、昭和天皇と一緒の日だよ。そんな日なんだからゲームくらい買ってくれてもいいと思う。」
ちょっとちょっと恐れ多いことを言うな。で、そんなん言うたら毎年いいものを買わなきゃあかんやないか。
まあ、君にも後輩がたくさんいることだし、まあ、ゲームばかりやらずに勉強がんばれよーってことで、次回は4月8日、先輩(お母さん)も頑張ります。
第62回 幽霊なんか怖くない。
この4月から、下ネタトモコと仕事をがっつりすることになり、彼女が大阪にたびたび来ることになった。本当に楽しみなんであるが、下ネタトモコいわく、「大阪に絶対幽霊が出る居酒屋があるらしいよ。」と言う。要はそこへ飲みに行こうって言うんであるが、「私、霊感なんか全くないから幽霊なんか見えないと思うよ。」っと彼女に言った瞬間に思い出した。
そう、私、幽霊を見たことがあるんである。幻覚だったのかもしれないけど、それにしては何回も見た。
そう、もう10年以上前かな。今日は、その時のことを漫画にしてみました。4月とか春とか全く関係ないネタなんですが。。。
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この話は、うそみたいな話なんだけど、ほんと。当時36歳で男にふられるし、仕事はヘビーだしで、自暴自棄になっており、幽霊みても、もううるさいわ。って感じだった。
あと、本当のことを言うと、またまた首が締まるなあと思ってむりやり起き上がったら、体の下に、これまた半透明のおばあさんが、手を前後に動かしており、ここで、寝ぼけて、なんでおまえら白いねんって言うたような気がする。
幽霊なんか強くない。だってもう死んでるんだぜ。
ってことで、私は生きていく。
空気とかさ、見えないものを読んでる暇があったら、この漫画をまとめて読もう!もう62回でっせー。
ってことで、4月ですな。新しい何かに挑戦する人、がんばれ。そして、ぐっととどまる人に勇気を。次回4月5日(火)いつもと変わらぬどうでもよしこが続きます。
よろしくお願いいたします
第61話イケメンに乾杯!
前回、新入社員まわりのことを描いて、調子に乗っていましたが、なんだかそれどころじゃない事態が私を襲ってきた。もう、無理無理無理。
春は別れと出会いの季節。って言うけど、もうオープンになってるから大丈夫やと思うんだけど、まあまあ信頼していた後輩が会社を辞めちゃんである。。。
昨日の夕方聞いてもうショックすぎて倒れそうになった。えー。君まじでまじで。まあ決めたことなんでどうしようもないけど、本当に別れの季節やねえ。
このことを小三息子に言ったら、
「寅さんみたいに帰ってくるよ。大丈夫だよ。」と慰めてくれました。さすが、どうでも夫の影響で寅さんを見てる息子。
で、なんかせせこましいことを書くのがアホらしくなってきたので、ここはスーパーイケメンに登場してもらうことにしたよ。
さらにイケメンはとまらない。
私は中学も高校もましてや大学も女子校なんで、青春に男子が登場しないんである。まあ、大学時代はそれなりにあったが、サークルとかさ、バイト先とか、もう大人な出会い。
女子中高の中でも、男子とつきあっている子はそうとうカワイイ女子で、近隣の男子校のいけてるチームと付き合いがあり、彼らが青春しているらしき感じを、私はうらやましく見ていた。
そう、私の中学高校は女子校だけに、いけてる女子しか男子との接点がなかったのである。
で、私は、後戻りできない青春時代を社会人になってからやってるところがある。まあ、広告業界はイケメン率がホントーに高い。スポーツ万能タイプも多い。
で、絶対、中学高校時代では、私なんか相手にもされなかったイケメン男子(彼らには見えてさえいなかったと思う)と、自由に話したり、飲みに行ったりすんのが、
すいません、ホント楽しいっす。
いつも勝手に突然漫画にするんですが、彼には、恐れ多いんで今日漫画にすることをメッセージを入れた気の弱い私なんである。
あー、いけてない中学高校時代も漫画になるな、これ。しかしデカ女で、鬱で、更年期で。
あかん人生こそ、年をとったときに収穫期がやってくるみたいだよ。
ではでは。
次回はえーっ4月1日なの?でも何もはじまらないねってことで、よろしくおねがいいたします。
第60回新入社員女子がベテラン女子にあえて言わんでいい一言
もうすぐ4月ですな。って私のパソコンは、しがつって打っても全然変換せえへん。あーさすが我がパソコン。私月だって。もう私、自分だけで精一杯ってことでしょうか。
で、4月はワタワタしてあんまり好きじゃないけど、ホタルイカとか筍の天婦羅とかでいっぱいやんのは好きかなあー。
ところで。
4月になるとうちの会社も新人が入ってくる。いや、4月じゃなくても中途入社でよく若者が入ってくるけど。で、毎年思う。
・・・最近の男子ってみんなジャニーズばりにかわいいんである。プラス優秀。
昔みたいにおっさん社会ではなく、働く女性がうじゃうじゃいる今、新人女子ちやほや時代はもう終わってまして。むしろ逆。
と、いうことは、
スタート時点で女子はちょっと負けてるんである。なので、ベテラン女子を味方につけた方がいいに決まっている。
なんだかね、今どき新人女子の意外な一言がベテラン女子の地雷を踏んだりするんですよ。なのでちょっと書いてみようかと。
では、いかせていただきます。いきなり唐突なんだけど、リクナビに寄稿したテイストでやってみようかな。
新入社員女子がベテラン女子にあえて言わんでいい一言その1「仕事も子育てもしててすごいですね。」
のっけから濃いやつをぶっこみますが、これね、よくある面倒くさいなあって思う一言なんですよね。
でも、わかってます。褒めてくれてるってこと。それに会社を選ぶ基準に、今時ですがらね、子育て支援制度もしっかりしてるっていうの大事。
で、ほとんどのパイセン女子は、ニコニコと笑って「そんなことないですよ、全然ですよ。」とか答えると思うんですよ。で。その笑顔の裏で、何考えてるかといいますと。
「お前に言われたない。」
ってことでしょうかね。それか
「ほっとけ。」
って感じでしょうかね。自分がここまで来るのは様々な辛酸があったわけで、それに、今現在、自分が思うように活躍できてなかったりして。それはひとそれぞれ深〜い背景がある。
それをなんや初めて会うたお肌プリプリ女子に軽く言われたないってことでしょうかね。あ、でも言われてうれしいけど
「それを今言うな。」
っていうシチュエーションが実は多いんでは?
我々は周りのフォロー部隊にかなり支えられておるので、一人褒められるのも結構居心地が悪いんである。それに周りには、早帰りをよしと思ってないひとがいるかもしれん。お察しを。
まあ、まずはオンナの産む産まないフィールドにうっかり丸腰で挑むのはやめたほうがいい。荒波に小舟で漕ぎ出すようなもんです。
これ、次回に続きます。
小三息子でも、自分のテリトリーに、新人が入ってくることに反応しておる。きっと新人って、そのコミュニティにとっていろんな役割をしてるんでしょうね。
で、新人にひとつサラリーマンの楽しみを言えるとしたら、
会社生活の醍醐味はキャリアアップすることでもなく、やりがいを見つけることでもなく。(それも大事だけど)
やっぱりやっぱり仲間ができることかな。
なんで、私がこんな面白くもないまっとうなことを言うかと言うと、ええ、明日下ネタトモコと唐揚げプロデューサー130キロと東京は浜松町で飲むという大イベントが控えているからである。
いい店探しときますわーって君絶対揚げ物やろ。ところで、昨日私はとある仕事で彼にちょっと面白いミッションを課した。どうでも&唐揚げで新しいこと始めます。
まあ頑張ってくれたまえ。
では、次回は胸焼け明けの3月29日。よろしくお願いいたします。
#新入社員女子がベテラン女子にあえて言わんでいい一言
第59話 さすらいの鉄子
北海道新幹線開通により、寝台特急カシオペアが、とうとう臨時列車に。
さよなら!カシオペア!なんていうニュースでここ数日もりあがってますよね。あ、こちら鉄ちゃん方面にあまり興味のない人すいません。そして、私鉄子なんでやんす。で、なんで鉄子かというと。
私、そんなに友達いないし(これ大きい)、それに車運転できないし(これも大きい)。お酒飲むくらいしかすることなくて(これが大きい)。ってなるとね、本当に列車助かるんですよ。一人でいても風情あるしね。もう定年になったら、ずっと乗ってる。本持って。安い宿と居酒屋探して。行く先々で漫画ブログ書いて暮らす。
で、カシオペアのラストランのニュース見てたんだけど、若い男の子がインタビューに「ただ、ありがとうって言いたいです。」と答えていたのを見てしまった。
名画座でもCDショップでも、とかく最後はみんな盛り上がるけど、いつもそんなに利用してたわけでもないのについ盛り上がってしまう。思い出などさほどないのに。
そう、私も同じで、最後やからと初めて寝台日本海に乗り、盛り上がった人のひとり。
2012年寝台特急「日本海」のラストランの前日に乗車したときの話しです。
で、全然関係ありませんが。
さっき、小3息子が、ぼく、女で有名な人の名前ひとりだけしか知らない。それはクレオパトラ。っと急に言ってきた。多分、歴史上の有名人を指すんだと思うけど、そうやねそうやね、なんで男の武将ばかりが歴史の中心にいるのか不思議に思ったらしい。
歴史の勉強って、なんで男の名前ばっかり覚えんとあかんの?
そういう君のニュートラルな視点にお母さんはいつも負けたと思う。いらんこと言うて君の感性が曲がらないようにしないとね。さあ、お母さんは列車にでも乗りに行くか。
ってことで、次回は3月25日。今年は新入社員何人入るの?ってことでよろしくお願いいたします。
第58話またまた黒い話なんでゲス。
前回、何気なく大黒よしこっていうキャラを出したら
なんだかとってもアクセス数が多くて。驚きました。
なんだなんだなんだ。こんな黒いことでよけりゃ、なんぼでもあるでゲスよ。。
ただいま、午後18時。せっかくWiFiつながる集中できるカフェで漫画書いてんのに、でかい声の女子高生2人に、大黒よしこが発動中。
大人は仕事してんだよ。あ、私仕事してないか。まあ、忙しいんだよ。
あ、子供連れてるそこの主婦もね。子供が机の下の壁を足でガンガンやるのやめてもらえないかな。あ、私も一応母なんすけど、子供好きじゃないの。あ、ちゃんと言うと、自分の子供以外好きじゃないんでゲス。
あ、そこのおしゃれな男の子二人。学生さん?「ルクアイーレの前のさーあのビジョンあるじゃん。あそこ名前つけてくれればみんな集まれんのに。」
名前?あるでー。あるやんけ。と黒くなってみたものの
そやね、そういやそこのイベント広場借りるときだけその名前呼ぶね。私たちも。そやねそやね。とここは妙に納得したりして。
と、ちょっとカフェでお茶してるだけで、黒々としている。
腹黒い第2弾、本当にさくっと描けましたー。 では
最近、よく思うことがある。気が強いのはいいこと。自分を譲らないのもいいことだけど。で。自分が損をしないように生きる人が女性には多い。あ、私もです。
でも、若いうちはそれでいいけど、年がいってくるとだんだん疎ましい人になってくる。ちょっと意地悪だったりもしてね。
私は正しい正しいと言い張り、正しい檻の中でひとりで生きて行くのもつらいもんである。あやまる、負ける、譲る。その時は損をしてしまうけど、人生単位で考えればきっとそれは損じゃない。
私もいいかげん黒くならずに、きちんと負けて生きていきたいもんである。そろそろね。
では、次回は3連休あとの22日火曜日。まだまだダウンはクリーニングに出さないよーってことでよろしくお願いいたします。
第57話 サバサバしてる女なんかいないぜ〜。
最近、PTAの集まりで、やっぱりこういう世界があるんだなってことがありました。
「仕事をしてるんで難しいです。」と言ってみたところ、「仕事をしてるしてない関係ない。主婦はみんな忙しい」っていうワードが出てきまして。それについては無反応を貫きましたが。
そのあと会社に行き、上司の永田パイセンとバカな話をしていたら、楽しくて涙が出そうになりました。そのあとひとりで永田パイセンのことを漫画にしたりして。あー、仕事って本当にバカで楽しいね。
何が言いたいかというと、仕事を離れて、時々違う世界の人とたまに触れ合うことがあると、びっくりすることを言われたりする。それについていいか悪いかはひとそれぞれの考えがあると思うのでわたしは語るつもりはない。
で、ちょっとびっくりした出来事を漫画にしてみました。
ところで、風邪をひいて熱を出してしまい会社を休むことに。で、小三息子もいっしょに熱出したんで、学校休んでゴロゴロ。
今ゲームしたらだめだよね。ズル休みってことになるよね。そうだね。かあちゃんも今酒飲んだらズル休みだよね。とふたりで5時半くらいから徐々に弾けだしまして。
ふたりとも小市民。
明日からまじめに生きようってことで、次回は3月18日金曜日
よろしくお願いいたします。