第75回おこころがないと生きていけない。
夫と4月から近所のスポーツジムに入ったんだけど、まあ全然行けていない。夫の方は順調に毎日通っておる。意外と続いておる。
で、昨日夫に、もう退会したら?と言われて泣きそうになった。あのあのあのあのあのあなたがジムから帰ってきてちゃんとご飯あるのなんでですのん?まあそうなんですけど、実はそこ正解はなくて。私はご飯は自分でやりたいんで夫がやっちゃうのそれはそれでいやだし。土日は小4息子と遊んじゃうし。
まあ、夫にしたらそういう日々のことをちゃんと考えて入会しなはれってことなんだけど、
まあ、女性の場合、おこころってもんが欲しいってことでしょうかね。大変だから行けないのはわかるけどさ。みたいなことを先に言ってくれるおこころ。
で、それを言うてもしゃあないので、ぐっと焼酎をあおったのである。
でも、私自身あんまりおこころがない方なんだけど、それはやっぱり広告のはしくれの仕事をしてるからかもしれない。え?広告ってマインドバリバリなんと違うの?って思う方もいるとは思いますが、結局、選ばれてなんぼ。まず社内で指名されて、広い世間で選考されて。だから、ひとつひとつの案件におこころを使っている気持ちの優しい人は、必ずどこかで潰れる。
私も優秀な人と何人か仕事をしてますが、みんな繊細だけど、どこかすごい鈍感なところがある。え?そこ気にせえへんねんな。とか。だから毎回完投できるんでしょうね。
こんなことを考えていたら、また前の会社の上司(師匠)とのことを思い出しました。
そうそう。もう、おこころなんかいらないぜ。っていうことなんでしょうが。
新しい息子の家庭教師にどうかなって言われている人が同い年の女性で、電話で話した感じだとどうもおこころなしタイプ。
あとからチューターに聞いたらめちゃ能力ある人なんだけど、一番上の料金ランクにいけないらしい。わかる気がする。
人に何かを伝えたいとき、言葉は相手のためにある。どんな仕事をしていてもそれがわかってないと、上にはいけない。
実力なんか、みんなあるんだぜ。ってことで次回は5月20日。よろしくお願いいたします。