どうでもよしこさん

鉄道系広告会社勤務。このブログは私個人のものであり、所属している団体・組織には一切関係がありません。全ては個人の見解です。

第73回空気が読めなさすぎる話。

 
 
このゴールデンウィークはたっぷりと時間があったので、いろんなことをカフェでゆっくりと考えてました。
 
私は、休みの日カフェで漫画ブログをやるのが一番好きな時間。
 
あれれ、ちょっとエレガントに始めようとしたのに、好きな時間と打とうとしてスキンな時間とミスタイプしてもうた。
 
・・・あかんな。私。
 
ところで。
 
私は大変な欠点を持っている。それはお酒を飲み過ぎるとかいうことじゃなくて。
 
私は空気を読めないんである。人の言葉の裏がわからない。よって人の気持ちがわからない。それには本当に苦労している。サラリーマン生活、お昼は基本ひとりぼっちだったことも。あれ辛いね。じわじわボディブローのように効いてくる。
 
 だけど。過去を反芻するにつれ、この欠点で私はだいぶ助かってるんではないかと。
 
まず人から嫌味を言われてることがよくわからないのである。
 
前に会社で私のことをとにかく嫌いで、よく私に嫌味を言ってくる人がいたらしい。いたらしいって言うのは、私全く気が付かなかったから。なんだかいつもつんけんしてる人だなあ。仕事大変なんかなあ。あの人もいろいろあるんだなとか思ってた。
 
忙しいと断られれば、あ、ほんとに忙しいんやな。と思うし、
 
前に忘れものを届けてくれた近所の人にお礼の品を渡そうとしたら、そんなの良いですよ〜と言われたので、そうですかとひっこめて微妙な空気になったこともある。
 
で、なんだか不思議なこと言う人だなあと思っていて、その違和感だけ覚えていて。数年後にあれバカにされてたんだとか嫌味やったんやとか、やっと気づくことも。
人の顔色が全く見えないのもそれはそれで楽なもんである。
 

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ところで、今回はうっかり寝てしまって大変だった。ほんとに。朝5時に起きて書いています。昨日は唐揚げプロデューサーとずっと撮影してたんですが、ベタなネタが多すぎて笑えた。せっかくクライアント来てるからブレザーきたのに、おなかのボタンがはじけて飛ぶとかさ。ほんとに飛ぶ人いるんや。みたいなベタなネタ。

あーあー。ゴールデンウィーク終わって珍道中な毎日が続くんだな。がんばろう。

ってことで次回は5月13日。会社の健康診断まであと1ヶ月。やせなきゃ。っことでよろしくお願いいたします。

 

#空気が読めない
#言葉の裏が読めない
 
 
 
 
 
 
 

第72話 GW、お通夜に行く。

今年のゴールデンウィークはやっぱり長い。みんなそうらしくて、後半は何も予定してなかったけど、ちょこちょこ用事が入りまして。

用事っていうと変だけど、友達のお父さんのお通夜もありました。

中学からの友達なので、その子のことはよく知っていて、会場に着いてお通夜の受付をしているその子の3人の子どもたちを見たときに少し泣きそうになった。

もう子どもは大きくて、就職したてのお兄ちゃんと、大学四年生のお姉ちゃんと、大学一年生の妹の3人兄妹。

友達がいつも話していたので、よく知っていましたが、あーこれは友達の宝物だな。と。

で、兄妹仲良くて、とても素直そう。きちんと育てられたことがわかる。

亡くなった友達のお父さんとは面識なかったけど、で、私が言うのもおかしな話しだけど、受付にいる3人の子どもたちを見ただけで、この遺影の素敵なお父さんは、自分の人生を誇っていいと思った。

自分の家族にきちんとした環境と愛情を与えていなければ、あんなキラキラした孫たちはきっとこの世にいないから。

なんて、今回はちょっと真面目な話しになってしまいましたー。

 

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しかし。

友人のご家族にお会いしたのは、約20年前の結婚式以来。もう結婚式からお葬式でご家族に会う年になってきたな。なんてしみじみとしてしまった。でも、遠慮せずお通夜に行ってよかった。きっと私だったらほっとすると思う。これからの日々を共に過ごす友たちの顔が見れるのは心強いことですよ。きっと。

では。

ゴールデンウィークもあと少し。ゆっくり過ごしていたのでいろんなネタが書けました。ってことで、どうでもよしこさん、まだまだ続けられそうです。ってことで次回は10日火曜日。いつもの毎日でお会いしましょう。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

第71話GWは自分が幸せならなんでもいいんやでしかし。

「おとうさんのいない日」 小4息子の作文

 

今日おとうさんは会社が休みなので出かけていて家にいません。いつもふとんの上に寝ているので、今日はそうじがしやすいです。

それに、ゲームをしたりテレビを見たりホットカーペットの上のもうふをふとりじめにできます。

おかあさんはだらけて朝も夜も外へ食べにいきました。

おかあさんは、「おとうさんがいないと、1日が長く感じる。」と言いました。

ぼくは、先生がおっしゃっていたように、ひとにはそれぞれのやくわりがあることがわかりました。

 

…先日、息子の作文を読んで悶絶。

 

で、皆さんはどんな休日をお過ごしですか?

まあ、空港でインタビューされるひとなんて一握りの話で、家でのんびりするっていう人が私の周りでは多いです。私も息子の作文のようにだらけております。

ただ、ちょっと旅行にはいきました。三重県の美杉村ってところで、農家民宿なるものに宿泊し、かまどでご飯を炊くなどしてきました。

いやいやあれはあれで楽しかったのですが、なんせ寒くてダウナーになり、もともと疲れていたので全て悲観的になってしまい、気分が落ち込んでいた。

・・・何ごともコンディション大事。

で、農家のおじさんが、まあ面白い人で。

夫が白いご飯が大好きで、一度かまどで炊いたピカピカご飯を食べてみたいという思いで、この三重県農家民宿まで家族で足を運んだんですが、

肝心の農家のおじさんが、「これ、一升炊きで、3合だけ炊くのはじめて」となんだか不安げで。おいおい我々そのためにきたというのに。で、3合だけなんでえらい早くにかまどから湯気が出てきて、おじさんがめっちゃ焦りだしまして。。。

 

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知るかーって感じだったけど。

ご飯は、私の好みからするとちょっと硬かったかな。でも、こちらの農家のおじさんの食に対する真摯な姿勢については、かなり感じるものがあった。けれど、あまりに疲れていたので、今は思うように形にならない。おいおい書いてみたいと思う。

で、調子悪い中で思ったんですが、

GWは、けっきょく自分のコンディション次第。みんなが羨むような海外旅行をしたって、心や体の状態が悪いとどうにもならない。だから、派手に見える世の中に振り回されず、ぐっすり寝るだけでもいいのでないの?

自分が幸せならなんでもいいんやでしかし。

ってことで、まだまだ休みは続きますね。次回は6日金曜日は出勤?私は出勤しながら休みますってことでよろしくお願いいたします。

 

(しかし、冒頭の息子の作文ですが、夫の役割ってなんだったんでしょうね。。。)

 

 

 

 

第70話どうでもよしこ、出世しました。

ところで、出世しました。この四月に管理職になりました。

いやいやいや。嘘みたいな話ですけど、ちょっとひと山当てまして。あの、唐揚げプロデューサー130キロとやってる仕事です。あとは、人事制度が変わりまして。たまたまです。なんですけど、今までそんなものに縁も興味もなく。まあ、浮世離れしてたんです。
 
ま、クリエイティブ職の人って、そういう社内事情に疎いのがかっこいい。ってところないですか?あと、出世なんか興味ないわ。って姿勢がかっこいい。みたいな。
でも私、内心バリバリ気にしてた。出世しない悩みというより居場所がなくなるさみしさというか。そう、今あがっとかんとそのうち席なくなるでこれ。って感じで気にしてた。もう救心飲む勢いで。だからほっとした。ほんと。
 
しかし。
 
出世すると、途端に態度が変わる人がいる。あれヤダわー。って思ってたけど、私のように全く成長しないのもどうなんでしょうか。この間だって、なんだかいけすかない携帯ショップの姉ちゃんとケンカして帰ったりしてるんである。相手も相手でこちらが必ず屈するおトク情報で対抗してくるんである。
 

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・・とかやってるわけですよ。もうちいさいちいさい。
でも、私が管理職になれたのは、きっとこのコツコツ続けている漫画ブログも大きい。これがなければただのへんくつなおばはんで。色々ネタを授けてくれる人たちに感謝感謝。
もちろん毎回読んでくれている方たちにも深く頭を下げたい。
 
ありがとうございます。今の私があるのはあなたのおかげです。
 
ってことで、どうでもよしこさん、まだまだ続きます。さ、明日から旅行やなってことで
次回は5月2日。うちはカレンダー通りですっていう勤勉な人たち、がんばりましょう。
よろしくお願いいたします。
 
 

第69話 子育てと仕事を両立させるリアルな方法がひとつだけある。

よしこさんって仕事めっちゃ忙しいですやん。で、家事も子育てもやってますやん。その上漫画までやってますやん。どうやってるんですか。

ってよく言われるんですが、実に答えに困る。

どうやってるもなにも、なにもやってまへんがな。

で、なにもやってないとまあいろんなことが起きますよ。ほんと。

まず、家が臭い。

それに洗濯物はたまるし、流しに洗いものをためすぎてるので、洗うときは、もうキッチン泡ハイターさまさまである。それで流しにたまってる洗いものをどけたときに出没する不足の事態に対応する。

それでも家中クイックルワイパーですませようとしている。

布団は猫がおしっこしまくってるんで常に臭い。

あ、こんなことしてたら虫がわきます。すごいよ。1週間ぶりに布団あげたら、たいてい虫がいるよ。普通の女子なら卒倒するくらい、気持ち悪いシミっていう名前の細長い灰色の虫。

仕方ないんで、部屋の四隅や畳の縁に殺虫剤をまく。経験上ゴキジェットノズル付きが効く。

で、昨日もシューシューやってたら、夫が小梅ちゃん(猫)に、小梅ちゃんそっち行ったらダメだー!!と必死で止めていた。

それに、ゴミ箱ってないねん。うち。うつしかえんの面倒なんで。もう、ごみ袋に直。で、ごみ出し忘れることが多いんで、使ってない部屋にごみ袋が5つくらいたまっており、こないだ旅行から帰ってきたとき、臭いに夫が悶絶していた。

毎週日曜日夜の儀式。それは、冷蔵庫でくさっている食べ物を捨てること。2週間前に希望に満ちて作ったカレーを捨てること。

最近、家庭教師の先生が家にきている。そのときはさすがに少し掃除をしてるんですが、しかしなんだね。君いつもティッシュで机の上をふいてからテキストを出すね。

しかし。。

この間とある子育て漫画家の方が夫に家事をやらせる方法とやらのブログを読んだ。

朝から晩までの家事を時系列で細かくホワイトボードに記し、マグネットで夫と妻の役割分担を決めていた。朝ごはん作る係と食べさせる係まで決めておった。ひとの家のことだから、私には関係ないけど、

こんな家、地獄やな。

いいじゃん、家事なんか誰もやらなくても。あ、でも、昨日家族でラーメンを作って食べたんだけど、きれいなコップがなくて、ラーメンの汁で夫が薬を飲んでいた。

すいません。家事をできない私を支えてるのは、実はこんな生活を楽しんでいるモノ好きな夫なのかもしれないと、いま気づきました。

そして、子育てと仕事を両立させるリアルな方法がひとつだけある。

それは、そんなものはこの世にないことをさっさと知ることである。両立なんて真面目なようで、実は欲深いだけなのだよ。

きれい好きすぎて、生活に疲れ会社を辞めたママを、私は知っている。

 

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最近思う。もうおおまかなことが合ってればそれでいいかな。と。

っというのは、うちの会社ではないけど、

自分にとって完璧な仕事をしすぎて、 潰れていく女の人(なぜか女性に多い)を沢山見たから。会社辞めたり、倒れたり。大勢に影響ない細かいところばかりつめたって、意外と評価されない。女性は評価されないのは案外気にしないもんだけど、夜中まで仕事してしんどいのに孤独になるだけ。

しかし。

この間お金におおまかすぎて、こないだピザーラで久しぶりにピザを2枚頼んだら5000円近くした。そやねそやね。ピザって贅沢品やったね。1日の食費5000円って。。

ってことで、もうゴールデンウィークやね。明るい出費を目指して、次回は4月29日。あと、最近なぜか読者の数が増えてとてもとてもうれしいです。わたしみたいなひといるんだ。これでいいのだと毎日気楽に暮らしていきましょう。

#子育てと仕事の両立

#片付けられない主婦

 

 

 

 

第68話 君の言ってることは全て正しいが、全く面白くない。

最近、正しい人が多いね。なんでも自粛させたりさ。
でも私、昔から正しい人があんまり好きじゃない。

もう十年位前の話だけど、

とある競合コンペの仕事をしていて、とある男子が、私のそばに勢いよくやってきた。
なんでも、私が書いた企画書のストーリーが気に食わんらしい。

で、まっすぐな目をして
よしこさん、僕勝ちたいんです!勝ちたいから言わせてください!
と言う。

「なんや君。気色悪いやつやな。」
と思わず本人に言うてしもて。

「あの、君、仕事なんやから普通に意見言うたらええやんけ。」

それに。。苦手やねん。この自分の気持ちに正直系の人。

「君の勝ちたいという気持ちは誰よりも尊いのかい?」

とか、言うてもうて、もう炎上どころの騒ぎではなかった。亀裂っていうのあれ。

数年後やっとその人と普通に話すようになりましたが、あの時はほんとすいません。言い方ですね言い方。

でも昔から
この純粋な気持ちっていう誰にも否定できない安全圏から人にもの申す感じが、私あんまり好きじゃない。
その正義感の裏には、人を制したいとかジブンをアピりたいとかスケベ心がまる見えで。
いや、いいんです。スケベ心ありありで。私、そういうの大好き。

ただ、

「自分の心に正直に生きる。」

こういう大それたことを、たやすく言うてしまうなら、
自分の隠された欲望にもしっかりと目を向けたい。
正義感に燃えてる心のどこかで、
どこか気持ちいい自分がいるはずで。

「⚪︎⚪︎さんのおっしゃることにに間違いはございません。」

前の会社のアナーキー上司(師匠)が、キレると、必ずこのセリフを言っていた。

「君の言ってることは全て正しいが、全く面白くない。」

師匠、この年になってあなたの言葉の意味がやっとわかった気がします。
そう、結局面白くないんだよ。それそれ。

 

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ところで。

今朝、テーブルの上にあったタオルで顔を拭いたら、夫がびみょうな顔でわらっており、どうしたんって言ったら、なんでいつも会社に持っていくタオルがびみょうにしめっているのか、ここ数週間不思議に思っていたらしい。

え、これ毎日会社に持っていってたの?なんでテーブルにタオルが置いてんだろと思ってたけどちょうどええわって感じで。

あと、私はテツなんで、いまは一番いすみ鉄道の犬釘が欲しいと言ったら何を言っているかわからないと息子に言われた。

あーもう家族でもわからんことはたくさんあるわー。だから他人をとやかく言うのは今回でやめて、次回は26日火曜日、私の失敗話を聞いてください。

 

 #正しい人#自粛モード#批判する人たち

 

 

 

 

 

第67話がんばれ自分。

小4になり、息子はとあるスポーツを本気で始めた。さらに勉強もがんばりはじめた。

「さあ、こっから見返してやれ。」と言うたところ、
「ぼくずっと勉強してますけど。」と小4息子。あ、そやったね。
「かあちゃん、野口英世のおかあさんみたいだね。」
「そうそう、野口英世みたいに、リベンジや。」
「ぼく別にいじめられてませんけど。」

息子もなかなか言い返すようになり、全然話が噛み合わない。

っと震災が起きたというのに、
いつもどおりのんきなネタで始めたのには、訳がある。
心はもちろん傷むが、できる金額を寄付したあとは、
いいんですっていつもどおりで。

ちゃんと自分の仕事をして、世帯として税金を納める。
私のような凡人が、それ以外に今できることなんて、
なんにもないんやでしかし。

そう、くだらない毎日といつもどおりの消費が、
今震えている誰かを支えると信じよう。
人を励ましている暇があったら、がんばれ自分。なんである。

ところで。
私は関西に住んでいるので、九州は東北より馴染みが深く、
よく旅行していたし九州エリアの仕事もしていたので、
なぜか今回の地震は気持ちが近い。
で、阪神淡路大震災のことを思い出してしまった。その時の話です。

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ところで。

テレビで避難所の映像が流れ、小さなガラケーを必死で見ている60代くらいのおばさんを見た。
もう災害対策に全世帯全スマホやな。これ。そして全テレビ回線を全ネット回線に。
日本の技術なら80才の老人にも使えるスマホなんか簡単に作れるんとちがう?
ずっとテレビを見られる状況じゃないかもしれないし。

 

次回は22日金曜日。家でスマホ地震のニュースばかり見てると
会社に来るとほっとするね。ってことでよろしくおねがいいたします。