第45話どうでもよしこ48才。更年期の狂気。
最近、周囲の同世代女子が、妙に乾いてきている。もののとらえ方というか考え方全てがひえひえのドライ。もう40も後半になって色々見えちゃったんでしょうね。
もう、我々の相手は、一筋縄ではいかんね。亀甲縛りくらいやってもらわんと。
おっと、油断するとすぐ下ネタへ行く私は、東京に住む同い年CMプランナーのトモちゃんとよく長電話する。で、彼女もすぐ下ネタへいくんである。
去年の年末、別府温泉で混浴に入ったっていう書き込みをフェイスブックで行ったところ、全然しらん白髪オヤジから「勇気ありますね。それとも自信があるのかしら。」という妙に生っぽいコメントがあった。
で、下ネタトモコにその話をしたところ、「ありますって書いて。」という。しかも「特に下半身に。」と付けてと言う。
私も面白くなってきたので、「そやな、私らくらいの年になったら、もう勝負下着ちゃうで、ズバリ勝負下半身やで。」とノリノリで。「基本、ソフラン仕上げでございます♩」とか言うたら下ネタトモコが「アロマが香〜る局部リッチ♩」と歌ってきて、シモ話が終わらない。
で、話は別府温泉に戻り、温泉でめっちゃ生き返ったっていう話をしたら、私の温泉好きを知ってる下ネタトモコが「よしこちゃん、1年に何回も生き返ってるじゃん。」という。
「そやね、こういうこと何回も言うてるなあ。生き返りすぎやね。」と。「こりゃアロマが香るどころか、ゾンビ臭やな。」と、48才のおばはんが2人、けらけらと狂気に満ちた笑い声を立てたのであります。
年をとって丸くなったなんてよく言われることですが、
実際に年をとってみてわかりました。人は丸くならない。若さを失うだけでなんであーる。
もう、人にも自分にも向ける気力がないんだな。それにパワーが落ちてるから、自分を抑えられずかえって若者よりこらえ性がなくなったりして。
でも、私の場合、いい感じで気力が落ちてきてるんで、いらないことでクヨクヨしなくなり(悩む気力もない。)、年をとってよかったとさえ思うときがある。
できることと、もうできないこと。
年のわりには仕事量こなせるなあとかさ。中年の自分を卑下せずにできることを見つけて、狂気の沙汰にはならないようにしたいもんです。
では 2月5日金曜日。今年は暖冬なの?それとも普通に寒いの?って感じでよろしくお願いいたします。