どうでもよしこさん

鉄道系広告会社勤務。このブログは私個人のものであり、所属している団体・組織には一切関係がありません。全ては個人の見解です。

第41話 美容師もつらいよ。

先日の朝、駅前のカフェでお茶をしていたところ、となりに美容師さんとおぼしき二人組が座りまして。

ひとりは、三十代半ばくらいの金髪店長で、もうひとりは20代後半くらいの超イケメン髪サラサラにいちゃんで。あーこの髪サラサラにいちゃんに会いにくる女性客もいるんだろうな的な。

で、話の流れを聞いていると、髪サラサラにいちゃんが独立しようとしているのを金髪店長が必死で止めようとしている。

「日本全国にサロンがいくつあるか知ってる?⚪︎⚪︎万店だよ。で、1年に何店潰れるか知ってる?⚪︎万店だよ。」

っと、具体的数値でビビらすも効果なく、

「もうすぐ子供が生まれるだろ?」っと情に訴えるも髪サラサラにいちゃんは「俺実家なんで。」とそっけない。

業を煮やした金髪店長が、「じゃ、何が不満やねん。」という話になり、

もう髪サラサラにいちゃんの味方になっていた私は、そりゃ待遇やろ。言うたれ言うたれと思ったのですが、意外にもサラサラにいちゃんは、

「ビラ配りがいやなんですよ。」っと言う。

なんでもチーフにもなり客もついてんのになぜ自分が駅前でビラ配りをしないといけないんだ。みたいな話で、そもそも金髪店長がやれ。と言う。金髪は金髪でなんでオレに命令するんだ。で、サラサラは、ほらそういうところがついていけないんだみたいな感じで。

いやー。そりゃ君みたいなイケメンがこのマダム多し街の店にいたら、そりゃー私が店長でもビラ配りしてほしいっすよー。でも。髪サラサラにいちゃんにも職人のプライドがあるよなーと思いつつ

気まずい二人の会話をぼんやりと聞いていたのであります。

 

で、行きつけのサロンでこの話をしたら、美容師さんが語ってくれました。

 

 

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私は、3ヶ月か4ヶ月に1回しかサロンに行かない。

それは忙しいのもあるけど、鏡が苦手なんだなー。あー太ったなーって思う時はとくにね。だから、太ったのやせたの言わないサロンが好き。

でも、たまに行くといいね。あれは。私も自分の姿を見て、こりゃあかんわと、その日の夜はまず禁酒して、炭酸水飲んで、まずは便秘とむくみを解消しました。

しかし。女性にとってサロンとは、数ヶ月ごとに大げさにいうと自分の見直しを図っているようなもの。髪を直し、軌道修正をする。そんな感じ。

美容師さんって女性を前に向かわせる素敵な仕事。私に言われたくないと思いますが、サラサラも金髪もどこかでいい仕事をしてるといいなあと思います。

 

で、先日白髪を染めまして。

美容師さんに「もう白いところはありません!」っと言われました。

はい、自信を持って、まっ黒な私で突き進みたいと思います。では、次回は22日金曜日。よろしくお願いいたします。