ネーミングの仕事は、勘だのみ。
最近、会社の偉いひとから、冗談で、
君のマンガブログはわかったから、一体なんの仕事してんの?マンガ以外検索してもわかんないんだけど。朝のカフェでの更年期対決は面白いけど、朝会社来てんの?
つうて言われてしまった。そやねそやね。仕事を検索してもね、深いところに入ってて目立たないしね。
なんで、更年期対決の続きを書こうかと思ってたけど、今回はは仕事のことを書いてみます。
何故か私は近年、ショッピセンターなどに名前をつける仕事をすることが多い。まあまあたいへんな仕事で、いつもアレヤコレヤとアタマをひねる。
ええ。あれやこれやを今、ワザとアレヤコレヤとカタカナで打ちました。
そう、ネーミングてもう響きなんである。アレヤコレヤから派生して、コレヤ、うーんちゃうな、じゃあコレハ。そうそう、これは!というものがたくさんあるところ。だから、コレハ。なんつーてプレゼンしたりしてるんである。
どーやってやるんですか?などと聞かれても訓練しかない。
たべれる、あそべる、買える、で、レルル。かわいいじゃん。何かに使える。おっと。こんなとこで、仕事してどーする。
あと、わざと、を、ワザと、カタカナで打ちましたが、そう、カタカナにすると印象が違う。カナザワのワザ。だからカナワザ。なんつーて。
で、こうやって書いてなんとなく思いつくようなことを、どーやって人を説得するかというと、これは思いつくのと全く違う能力が必要。
ノリでやる場合もあるけど、そうではない場合は、音声科学研究所的な会社に調査を依頼するときもある。
で、さっき思いついたコレハっつうのをプレゼンするとすると、カ行のコッっていう音で口をすぼめ鋭角的な音を出し、ラ行レで下を巻き広げ華やかな音になり、ハで、アーと口を開け広がりを持たせる的なことをもっともっとかしこいワードでかしこい人が企画書にする。音声グラフみたいなんを出してくる会社もある。
しんどい。
めっちゃしんどい。
私のように、自分の感覚だけでぼんやり生きていると、全てを理屈づけるのが難しい。
で。
ちょっと賢いことを覚えると、私はすぐに調子に乗る。夫に、女性のブランドにはラ行をふくむのが多いんやで。レとかラとか。舌を巻いて華やかな気分になるんやで。おしゃれな感じになるやろ。というたところ、
うーん。理屈なんてあってないもの。
そう、こういう直感が、結局正しかったりして。かわいいじゃん。をもっとうまく説明できればええなーといつも思う。
あ、でも、私のようなオバさんには、今のカワイイがよくわからんときもある。
あの、普通のヒール&スカートというオシャレにソックスを履く、昨今のオシャレの何がいいのか教えてくれ。ローファーならわかるが、エレガントなヒールに靴下て。せっかくの足首を太く見せるアレ。バブル世代にはようわからん。
おっと。やっぱり、感性なるものは、他人に説明せなあかんわけですね。
つうことで、次回は金曜日。よろしくお願いします。