第43話どうでもよしこ47才 幸せは油の量で決まる。
先週、唐揚げプロデューサー130キロと街の雑踏を撮影してまして。撮影許可は取っていたものの、会社の腕章を持ってくるのを忘れてしまった。
「これ職務質問されるパターンやな。」と冗談で唐揚げに言うたところ、
「よしこさん、ロケ車の中で待っててくれていいですよ。」などと唐揚げが言う。
ちょっとちょっと、どっちか言うとそっちの風貌の方が怪しいんでないの?
で、雑踏をふらふらしてたらあかんパターンやのに、唐揚げがふらーっとどこかへ向かっていく。
なにしてんねん。っと唐揚げ目線の先を見てみたら、期待を裏切らずお肉屋さんの揚げ物コーナーでして。おっチーズチキンカツや。とか言うて。
でも、悪い油の匂いがするよ。これ。
いやいや油にはこれくらい粘ってもらわんといかん言うて、肉屋の前をふらふらしとるんで私とぶつかってしまい、その姿はまるでぶつかり稽古で、撮影しているというのになんだか二人とも目立ってきたので、さっさと撮影を終えてロケ車へ戻ったのであります。
今、夫とスマスマをみてますが、こんなことすんの大変やな。これに比べたら俺楽やな
っと言っておる。おいおいおい誰も君にのぞんじゃいないよ。っというか、本当にみんなスマップを心配してたんでしょうか。もう十分貯めたしええやんとおもってたんじゃないの。もう、金持ち応援するより日銭を稼げってことで、あー次回から、どうでもよしこ48歳になります。今週金曜日。29日。よろしくお願いいたします。