どうでもよしこさん

鉄道系広告会社勤務。このブログは私個人のものであり、所属している団体・組織には一切関係がありません。全ては個人の見解です。

第78回よしこさんの数少ない親しい同僚が会社を去ってしまったのである。

昨日は、後輩男子の盛大な送別会でして。リッツカールトンのバンケットルームできちんとしたイベントであった。出し物まで用意されていて。お料理も美味しかった。

しかし。。。

私は、もうもうさみしくて泣きたかった。君が有給消化でいない1ヶ月ほどをやっとやり過ごしてやっとなんとか毎日やってんのに、また辞めることを再認識。もう一度失恋するみたいなもんである。今日からまた君ロス状態。もう今日会社休もう。っていうかもともと休みとってたんだけど。

私の周りには、色々と能力に恵まれない私に手を差し伸べてくれる男子同僚たちがおり、そういう人は能力が高いので、次々と辞めていく。起業したりさ。彼にはよしこさん、不器用ですね。こんなに不器用な人がいるんですね。ってよく言われてましたが、

あの。君も大概やで。

一見豪快だけど、繊細なんだよな。本当に。

人は見かけによらぬもの。今回はそんな話をしたくてそんな漫画を描いていたのですが、どうしても気分が送別会にひっぱられてしまった。まあ、彼は社長になるらしいんで、がんばれよってことで。

 

 

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ってことで、今はラフな格好で働いてる社長がかっこいい時代と違う?気さくで面白くて、え?でも社長。って感じの人。でもそのTシャツパタゴニアで2万ですよね。そのビーサン3万くらいのやつですよね。って感じの人。

ってことで、彼にはそんな感じのわかりやすい金持ちに早くなってほしいもんです。

ではでは。君のこと漫画に描いてやってください。ってたくさんの人に言われました。そやねそやね。いつかちゃんと描こうと思います。あと君の親友。。みんなの心の中に生きているもうひとりの同僚のことも。

あれ。おかしいな。最近、どうでもよしこさんちょっといい人っぽい。なにこれやだやだー。次回は28日月曜日。大黒よしこでまいります。よろしくお願いいたします。

 

 

第77回あなた産めます!

先日、とある撮影をしていたんですが、私が現場に入ったとたん、モデルの高校生の女の子の顔が固くなった。いろいろお話しをして、なんとか表情を柔らげたんだけど、あとで、一体どうしてなの?っと聞いてみたところ、答えに驚いた。

「だって、オーディションのとき、顔がホラーみたいって言われたから。」

えーー。

それはそう。言いました。でもそういう意味じゃなくて、驚く演技がホラー映画みたいにスリルに満ちてるね。ってことなんだけど、あれれ。ごめんなさい。

ずーっと気にしてたらしい。。。

まあまあ、私はそういうことが多い。だから不用意よくひとを怒らせる。で、またやっちゃったのかと思ったら、意外や意外ひとを励ましていたという、私にしては、とても嬉しいことがありまして。

今回は、笑える部分はなにもないけど、しみじみとうれしかったので漫画にしてみました。

 

 

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お姉さんは落ち着いた大人の人で、淡々と話しはじめ、なかなか感情が表情に出ないタイプ。最初は怒らせてしまったのかとびびりましたが、よかったです。本当に。

去年の秋ごろから忙しすぎて泣きたい日々が続いていましたが、うれしかったです。こんな私でも役に立てることがあったんだなー。と。

しかし。。午前2時から、ひさしぶりに長いものをまとめてみるという荒技に出てしまったんで今もう朝5時。。。

なにをやってるのだろうと思いつつ、でも、私も頑張って生きようと思う。何事も続けていればきっといいことがあると私は信じている。眠いけど。

ではでは。次回は5月27日。続けていこう。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

第76回腹巻き猫コウメちゃん

この連載にはちょくちょく猫のコウメちゃんが出てきます。私が31才のころに飼い始めたからちょうど17才。アメショーなのに全然大きくならなかった。子猫くらいのサイズ。でも、長生きで、結婚してからも元気にいっしょに暮らしている。

 
ところで、夫はよく腹が冷えており、腹巻きがかかせないのであるが、その腹巻きのなかによくコウメちゃんを入れている。コウメも大人しく入れられたままになっておる。
私にはあまりに日常の風景で、ここ数年なんとも思わなかった。ただこの間、猫を腹巻きに入れたままたこ焼きを焼いていた。それがあまりに面白かったので、フェイスブックにあげてみたところ、妙に人気があった。
それがこれです。
 

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しかし、改めてなんでいつも猫入れてるん?って聞いてみたところ。。。
 

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夫は快適な腹巻き猫ライフを送っており、ちょくちょく写真を撮ってるのでまたアップしてみようと思います。
 
しかし。
 
先月、4月だというのに冷える朝、なかなか近くにこないきまぐれコウメちゃんに夫が懇願しておった。
 
「コウメちゃん、もうベテラン(17才)なんだから自分の立場をわかってー。」
 
なんだそれ。まあ猫も大変やな。ってことで次回は5月24日。そろそろ人事異動の季節やね。ってことで来週何か起きるかな。よろしくお願いいたします。
 
 
 
 

第75回おこころがないと生きていけない。

夫と4月から近所のスポーツジムに入ったんだけど、まあ全然行けていない。夫の方は順調に毎日通っておる。意外と続いておる。

で、昨日夫に、もう退会したら?と言われて泣きそうになった。あのあのあのあのあのあなたがジムから帰ってきてちゃんとご飯あるのなんでですのん?まあそうなんですけど、実はそこ正解はなくて。私はご飯は自分でやりたいんで夫がやっちゃうのそれはそれでいやだし。土日は小4息子と遊んじゃうし。

まあ、夫にしたらそういう日々のことをちゃんと考えて入会しなはれってことなんだけど、

まあ、女性の場合、おこころってもんが欲しいってことでしょうかね。大変だから行けないのはわかるけどさ。みたいなことを先に言ってくれるおこころ。

で、それを言うてもしゃあないので、ぐっと焼酎をあおったのである。

 でも、私自身あんまりおこころがない方なんだけど、それはやっぱり広告のはしくれの仕事をしてるからかもしれない。え?広告ってマインドバリバリなんと違うの?って思う方もいるとは思いますが、結局、選ばれてなんぼ。まず社内で指名されて、広い世間で選考されて。だから、ひとつひとつの案件におこころを使っている気持ちの優しい人は、必ずどこかで潰れる。

私も優秀な人と何人か仕事をしてますが、みんな繊細だけど、どこかすごい鈍感なところがある。え?そこ気にせえへんねんな。とか。だから毎回完投できるんでしょうね。

 

こんなことを考えていたら、また前の会社の上司(師匠)とのことを思い出しました。f:id:doudemoyoshiko:20160516222336j:plain

 

 そうそう。もう、おこころなんかいらないぜ。っていうことなんでしょうが。

新しい息子の家庭教師にどうかなって言われている人が同い年の女性で、電話で話した感じだとどうもおこころなしタイプ。

あとからチューターに聞いたらめちゃ能力ある人なんだけど、一番上の料金ランクにいけないらしい。わかる気がする。

人に何かを伝えたいとき、言葉は相手のためにある。どんな仕事をしていてもそれがわかってないと、上にはいけない。

実力なんか、みんなあるんだぜ。ってことで次回は5月20日。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第74回 試着室でおしっこ。

この年になったら、最近の若者は。。とか言いたいところだけど、私の若い頃にくらべたら雲泥の差なんである。まあ優秀だし真面目。人柄もよい。今、私が大学生で今の会社に就活したら、私は絶対に受かっていない。こんな人たちと競争したら、絶対負けると思う。

で、思い出しました。

私は大学生のころ、とある有名なブランドショップでバイトしていた。よく雇われたなあと思いますが、そこで今じゃありえへん接客をしていた。

まず、試着したお客さんが似合わないとあからさまに顔にでる。さらに綺麗にカットソーなどをたたむのは好きだったんだけど、崩されるのがいやだったので、「手にとってごらんください。」とか絶対に言わなかった。むしろ触るな的な。

あ。お客さんが試着しても基本放置。鏡みたらええんやんけと思っていたし、プレゼント包装はめっちゃ頼まれたらいやいややる感じ。でも掃除は好きだったので、よく店の前をほうきで掃いてたけど、前を通って邪魔されるのがいやで、私がそうじしている間は、お客さんが店に入れなかった。

それにそのブランドの服を着なくちゃいけないのに、なんと母親の縫ったスカートでお店に出てた。

でも、世の中にはこういう接客が好きな変わったお客さんもいるもんで、数人の固定客が私についておりギリギリ売っていたため、かろうじてクビにならなかったのである。

あれ、あれれ。今とやってること変わらんね。

当時の自分を思い出すと、もう恥ずかしくて泣きたくなりますが、お店にはいろんな人がやってきました。。。。

 

 

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今もその店はあり、あの人、店の前を通るとき、いつも思い出してるんじゃないかな。と思う。

最近、嫌われる勇気とかいう本ありますよね。あれ私よくわからない。そんなものに勇気が必要なんだろうか。元祖ハブられものとしては、あえてこっち側に来なくてもいいんじゃないかと思う。いいじゃん。人気者でもなくかといって嫌われ者でもなく、普通にできる人は普通でいいんでないの。

どんな集団に入っても、気がつくと一人になっている。そんな人生をあえてやらんでも。酒がないとつらいよ。

あ、暗い話になりましたね。まあ、いいじゃん。若者にはうっかり組織から浮いてしまったときのやりすごし方をぜひ教えたい。ランチなんか一人で行きすぎて、携帯ゲームのオセロはプロ級だぜ。ってことで、次回は5月24日。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第73回空気が読めなさすぎる話。

 
 
このゴールデンウィークはたっぷりと時間があったので、いろんなことをカフェでゆっくりと考えてました。
 
私は、休みの日カフェで漫画ブログをやるのが一番好きな時間。
 
あれれ、ちょっとエレガントに始めようとしたのに、好きな時間と打とうとしてスキンな時間とミスタイプしてもうた。
 
・・・あかんな。私。
 
ところで。
 
私は大変な欠点を持っている。それはお酒を飲み過ぎるとかいうことじゃなくて。
 
私は空気を読めないんである。人の言葉の裏がわからない。よって人の気持ちがわからない。それには本当に苦労している。サラリーマン生活、お昼は基本ひとりぼっちだったことも。あれ辛いね。じわじわボディブローのように効いてくる。
 
 だけど。過去を反芻するにつれ、この欠点で私はだいぶ助かってるんではないかと。
 
まず人から嫌味を言われてることがよくわからないのである。
 
前に会社で私のことをとにかく嫌いで、よく私に嫌味を言ってくる人がいたらしい。いたらしいって言うのは、私全く気が付かなかったから。なんだかいつもつんけんしてる人だなあ。仕事大変なんかなあ。あの人もいろいろあるんだなとか思ってた。
 
忙しいと断られれば、あ、ほんとに忙しいんやな。と思うし、
 
前に忘れものを届けてくれた近所の人にお礼の品を渡そうとしたら、そんなの良いですよ〜と言われたので、そうですかとひっこめて微妙な空気になったこともある。
 
で、なんだか不思議なこと言う人だなあと思っていて、その違和感だけ覚えていて。数年後にあれバカにされてたんだとか嫌味やったんやとか、やっと気づくことも。
人の顔色が全く見えないのもそれはそれで楽なもんである。
 

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ところで、今回はうっかり寝てしまって大変だった。ほんとに。朝5時に起きて書いています。昨日は唐揚げプロデューサーとずっと撮影してたんですが、ベタなネタが多すぎて笑えた。せっかくクライアント来てるからブレザーきたのに、おなかのボタンがはじけて飛ぶとかさ。ほんとに飛ぶ人いるんや。みたいなベタなネタ。

あーあー。ゴールデンウィーク終わって珍道中な毎日が続くんだな。がんばろう。

ってことで次回は5月13日。会社の健康診断まであと1ヶ月。やせなきゃ。っことでよろしくお願いいたします。

 

#空気が読めない
#言葉の裏が読めない
 
 
 
 
 
 
 

第72話 GW、お通夜に行く。

今年のゴールデンウィークはやっぱり長い。みんなそうらしくて、後半は何も予定してなかったけど、ちょこちょこ用事が入りまして。

用事っていうと変だけど、友達のお父さんのお通夜もありました。

中学からの友達なので、その子のことはよく知っていて、会場に着いてお通夜の受付をしているその子の3人の子どもたちを見たときに少し泣きそうになった。

もう子どもは大きくて、就職したてのお兄ちゃんと、大学四年生のお姉ちゃんと、大学一年生の妹の3人兄妹。

友達がいつも話していたので、よく知っていましたが、あーこれは友達の宝物だな。と。

で、兄妹仲良くて、とても素直そう。きちんと育てられたことがわかる。

亡くなった友達のお父さんとは面識なかったけど、で、私が言うのもおかしな話しだけど、受付にいる3人の子どもたちを見ただけで、この遺影の素敵なお父さんは、自分の人生を誇っていいと思った。

自分の家族にきちんとした環境と愛情を与えていなければ、あんなキラキラした孫たちはきっとこの世にいないから。

なんて、今回はちょっと真面目な話しになってしまいましたー。

 

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しかし。

友人のご家族にお会いしたのは、約20年前の結婚式以来。もう結婚式からお葬式でご家族に会う年になってきたな。なんてしみじみとしてしまった。でも、遠慮せずお通夜に行ってよかった。きっと私だったらほっとすると思う。これからの日々を共に過ごす友たちの顔が見れるのは心強いことですよ。きっと。

では。

ゴールデンウィークもあと少し。ゆっくり過ごしていたのでいろんなネタが書けました。ってことで、どうでもよしこさん、まだまだ続けられそうです。ってことで次回は10日火曜日。いつもの毎日でお会いしましょう。よろしくお願いいたします。